視覚障がい者ミュージックネットワーク 
 「ノイズファクトリー」について 
            NF代表 林郁代


 私たち「ノイズファクトリー」は,今から12年前に結成された盲学校に通うため親元から離れて寄宿舎で生活する子ども達の音楽サークルから生まれました。"視覚障がい者MN"とした計20名のサークル会員がいます。
 その中に,サークルと同名の視覚障がい者と晴眼者で構成される7名編成バンド「ノイズファクトリー」があり,オリジナル曲を創り,音楽を演奏する喜びを感じ合い,健常者との交流会を企画するなどの活動を行っています。
「ノイズ」という名前は,サークル結成当時の子どもたちがつぶやいていた「自分たちの音楽は雑音なんだ」という言葉の,あきらめかけていた自分たちに戻ってほしくないというメッセージを込めています。
 ノイズファクトリーのバンドメンバーは7名。盲学校在校生1名,卒業生2名(理療師),寄宿舎指導員2名,盲学校教諭1名,北海道を中心に活躍している音楽グループ「遠音」("トオネ"と読みます)のプロギタリストで構成しています。
 ☆サポートギター:曽山良一
 ☆ドラム・パーカッション:利宗
 ☆作詞/ベース:真彩子
 ☆作詞/キーボード:まりか
 ☆ボーカル:真由美
 ☆アコースティックギター・ボーカル:林芳彦
 ☆作詞・作曲・ボーカル・ピアノ:林郁代
 視覚障がい者にとって宝物とされる「音楽」が,生きる喜び・勇気となり,「音楽」の素晴らしさをたくさん感じてほしい。また,あきらめないで自分にもできると思ってほしい。そして,お互いに理解し合い,温かで優しい世の中となるよう,この活動を通して広がる人とのつながりを大切にしていきたい。そんな願いを込めながら活動をしています。
 2006年3月,私たちノイズファクトリーのCD「命という贈りもの」Nothern Light Records special ができました。現在も札幌狸小路3丁目キクヤ楽器店(Tel.011-271-5571)にて発売中(税込み1000円)です。ぜひ,お手に取ってご覧ください。そして,私たちのメッセージを聴いていただけたら嬉しいです。
 プロデュースとアレンジメントは「遠音」の曽山良一さんの全面的なバックアップをいただき,また,演奏は道内で活躍中のプロミュージシャン新村泰文さん・巻口基樹さん・杉田知子さんが参加協力してくれました。道内の各盲学校の校長先生や江別市教育委員会,保護者の皆さんのご支援や応援メッセージもいただき,このたびのCDジャケットに参加していただき,温かな心の通い合うCDが完成いたしました。
 活動の際,私たちの「名刺代わり」として,これからもずっと大切にしていきたいと思います。ジャケットの絵は,メンバーの野口真梨花が描きました。応援してくださった皆さま,本当にありがとうございました。心から感謝しております。また,このCDの収益の一部は,視覚障がい者の音楽活動の支援や関係機関への寄付をさせていただく予定です。視覚障がい者の音楽の発信がなおいっそうできていくように,また,大きな意味での「障がいへの理解」につながることを目指して,これからもがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。


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