生の魚をあげてはいけない理由

  • 公正取引協議会

生の魚をあげてはいけない理由

猫と言えば肉より魚を好むという漠然としたイメージはありませんか。
国民的なアニメ主題歌が理由なのかも知れませんが、じつは、猫に生の魚は与えない方がいいのです。

猫に生の魚を与えない方が良い理由は、主に4つの点が挙げられます。

まず、骨の問題です。魚には、骨がたくさんあります。
大きめの骨から、小骨まで、全部取って与えるのは至難の業です。
猫は、あまり咀嚼せずに飲み込んでしまうため、すべて噛み砕けない場合があります。
猫の食道は、狭く、骨が猫の喉などを傷つけてしまう可能性があるので、あげない方が良いといえます。

次に、生魚には、ビタミンB1を破壊してしまうチアミナーゼという成分が含まれている点です。
ビタミンB1が欠乏すると、運動障害などを起こします。

生魚には、寄生虫が潜んでいる場合もあります。
寄生虫を一緒に食べてしまっては、猫だっておなかを壊してしまいます。
苦しい思いをさせないためにも与えない方が無難です。

人間にとってはいいとされる青魚も猫が食べ過ぎては危険な食べ物です。
アジやサバなどの青魚に含まれている不飽和脂肪酸は、食べ過ぎるとイエローファットと呼ばれる病気になってしまいます。
黄色脂肪症と呼ばれるこの症状は、不飽和脂肪酸によって、皮下脂肪が酸化してしまう症状です。
猫のおなかが硬くなったり、しこりができたり、おなかを触られるのを嫌がります。

生の魚は、このような危険性が伴う為、与える必要はありません。

猫は肉食の動物なので、魚だけはなく、肉も必要です。

魚を与える場合には、加熱処理をすることが必要といえます。
生魚よりは、キャットフードに加工されている魚を与えると安心です。
また、青魚の脂は、過剰に摂取すると、猫にとって害を及ぼすものなので、適度な量をたまにあげるようにしましょう。

勝手な思い込みで、猫は生魚が好きだろうという認識は間違いです。
正しい知識を身につけて、猫に適切な食材を適度な量与える事が、猫の健康を守ることにつながります。
また、魚以外にも肉配合のキャットフードについても参考にご覧ください。

ページのトップへ戻る